君に幸あれ

 

‪2018年1月17日、仕事終わりに友達から発せられた

「岸くんおめでとう!」‬
この言葉で自担のデビューを知った。びっくりして少し遅れて涙が出た。

 

思い返せばジャニーズを知らなかった私が岸優太くんの求心力に導かれるまま、数年の時を経て今ではズブズブのジャニオタとなっているから人生は面白い。


岸くんに出会うまでの私はどちらかと言うとアンチジャニーズ側の人間で、小学校低学年の誰もがジャニーズにハマるあの時期に「自分のことをかっこいいと思ってる男なんて気持ち悪い」だの「なんでジャニーズってあんなキラキラの衣装着るの?全然良いと思わない」だのと言っていたことを記憶している。
ところが岸くんに出会ってからの私は「もっと自分のかっこよさや可愛さに気付くべき」「可愛い衣装作ってもらって良かったね」「この曲はあの衣装じゃなきゃ嫌だ」なんて言い始めてるんだからジャニーズとは奥が深い。

 

私が岸優太くんを知って「君に決めた!」と口にしたあの日から3年8ヶ月と9日が経ったらしい。文字にしてみるとそんなものかと少し呆気ないようにも思う。それでもこの4年弱の間、月並みな言葉だけれども本当に色々なことがあった。


じぐいわきしあらちか(後のクリエセクボ)の$10から全てが始まったし、14年はきしあらの夏があってトイレイの冬があって。とにかく私はこの5人が好きだった。
15年春のクリエA括り(後のキンプリ)も始めは受け入れ難くて。それでもそれが岸くんの居場所になるんだったらなんだって良かった。岸くんには報われて欲しかったから。
https://twitter.com/lllsrslll/status/592710672938598403

 
あの頃のキンプリはマツダオールスターゲーム2015でサマーステーションを披露して、テレ朝夏祭り公式応援サポーターに就任して。
今でこそユニットがあって持ち曲があることは当たり前だけど、ユニットが組まれて新曲がもらえて東京ドームで披露させてもらえて。オタクも「もしかしてもしかすると」なんて思っちゃうくらいの勢いがあって。
その夏に見たキンプリ特別公演の、あの割れるような歓声と熱量と、ぐわんぐわん揺れるEXシアターは今でも忘れられない。(VS公演のチーム武も最高だった泣)

 
あの夏、勝手に期待で胸を膨らませて、勝手に裏切られたような気分になって、勝手にがっかりして勝手に疲弊して。我ながら本当に自分勝手なオタクだと思う。

確かこの頃から岸くんのデビューとか括りについて考えることを一切しなくなった。勿論princeで活動し始めてからも岸くんの隣に2人が居てくれることはありがたいと思っていたけれど、以前のように岸くん以外の誰かに思い入れを持ったり、岸くんと一緒に居て欲しいと思うことは止めようと思った。一緒に入れなくなった時を考えると怖かったから。

それに岸颯、きしあら、きしちか、優勝、SHOCKカンパニー。結局どこにいても誰といてもどの時期を切り取っても岸くんのことが好きなんだって気付いてからは、岸くんが歌って踊ってくれさえすればそれで良いやって思うようになった。

 

 

しばらくして私は福本大晴くんをきっかけにDKやfunky8に魅了され、気が付けば2年の月日を経て今では頭のてっぺんまで関ジュの沼に浸かってしまっていた。春も夏も冬も松竹座に通い、紆余曲折を経て今江大地くんを応援したいと思うようになった。
変わらず岸くんのことが好きだったから2017年5月13日からは今江大地くんとの掛け持ちとして岸担を名乗り始めた。2人とも100%の気持ちで好きだったから岸くんを降りる必要がないと思った。

だけど17年春松竹から、Jr.祭り、なうぇすと、少年たち、クリパ、あけおめコン。今江くんへの思いが、funky8への思いが、関ジュへの思いがどんどん加速して。気付いてたけど気付きたくなくて。prince担のツイート見るとなんだか引け目を感じて。いつまでも100%岸くんが好きなままでいたくてずっと蓋をしてきた。

 

もう傷付きたくないと自担のデビューについて考えることを止めたあの日から、今日という日があまりにも突然で。
「待望の」「念願の」「悲願の」どの言葉が当てはまるか分からないくらい待ち望んだ自担のデビューなのに、こんなに嬉しいことなんてないはずなのに。喜ぶキンプリちゃんを見て、8人のことが思い浮かんできて、もう私が一番に応援していたいのは岸くんやキンプリではないんだなと思い知らされた。

誤解がないように言うと、私はキンプリが好きだし変わらず岸くんが好きだ。岸くんのデビューの形がキンプリで本当に良かったと思ってる。これから6人があの夏の高揚感を超えて想像もつかないところまで行くと思うとすごくワクワクするし夢がある。これからもコンサートがあれば彼らに会いに行きたいし陳腐なことを言うと天下を取って欲しいと願ってしまう、だって彼らのことが好きだから。

ただ、シンプルに私の中で1番に熱量を注ぎたいものが明確になったということと、中途半端な熱量でこのまま岸担を名乗り続けるのは失礼だと思ったから今回のデビューをきっかけに掛け持ちをやめようと決意しました。

ここまで長文で全力の知らんがなをお届けして来たんだけど、どうしても今の気持ちを忘れたくなくて、どこかに留めておきたくて。

 


スタッフにも先輩にも後輩にも、関わった誰からも愛される岸くん。初めての舞台で痩せこけてへろへろだった岸くん。近キョリ黒崎くん、主演はガチャにロボコン、胸キュンスカッと、演技のお仕事も沢山やってきたね。ガムシャラで岸くんのバラエティ能力に磨きがかかったし、princeでは冠番組まで頂いたね。お仕事の幅も広がってどんどんかっこよくなって、最後に見た帝劇の0番に立つ姿は逞しくて、誇らしくて一生忘れることはないと思います。
いつもいつも新しい景色を見せてくれた岸くん。今度はデビューが決まって初代リーダーなんて本当に最高のプレゼントをもらった気分です。

 

あれほど括りには拘らないと言って来たけれど、岸くんやキンプリに見せてもらった夢を握りしめて、今度は今江大地くんを、8人を応援していくね。

 

 

 

 

 

 

 


岸くんがJr.として歩んだ3104日間の内、1350日間たっっっっっくさんの幸せをもらいました!初めての担当が岸くんで本当に良かった!いつまでも素直でひたむきなあなたで!
デビューおめでとう!!!!!!これからも大好きだ!!!